大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史 (文春新書)
によって 片山 杜秀
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ペーパーバック : 237ページ ページ
作者 : 片山 杜秀
出版社 : 文藝春秋 (2016/12/20)
コレクション : 本
ISBN-10 : 4166611119
フォーマット : 単行本
発行日 : 2016/12/20
平均的な顧客フィードバック : 5 5つ星のうち(8人の読者)
ファイル名 : 大学入試問題で読み解く-超-世界史-日本史-文春新書.pdf (サーバー速度19.08 Mbps)
ファイルサイズ : 18.83 MB
作者 : 片山 杜秀
出版社 : 文藝春秋 (2016/12/20)
コレクション : 本
ISBN-10 : 4166611119
フォーマット : 単行本
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素晴らしい作家の片山 杜秀が美しい大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史 (文春新書)の本を書いています。 心配しないでください。大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史 (文春新書)の件名はページごとに読むのがとても興味深いです。 この本には237ページページあります。 あなたが読むのに退屈を感じることはないと思います。 この素晴らしい本は、大手メーカー文藝春秋 (2016/12/20)から出版されています。 大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史 (文春新書)を読むと、あなたの人生がより楽しくなります。 コンテンツの背後にあるアイデアをお楽しみいただけます。 すぐに大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史 (文春新書)をノートパソコンに簡単にダウンロードしてください。
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世界史と日本史の大学入試の論述問題から、大人も読むべき内容のものを編集部が提示します。それを片山氏が解説し、次に専門家による模範解答が示され、最後に問題設定や解答に対して片山氏が見解を述べて行きます。「一時間目」は世界史です。十字軍、宗教改革、オランダ400年史、ナチス政権誕生、女性参政権、国際連盟と国際連合の六問と、キリスト教による世界支配についての編集部と片山氏の遣り取りが、補講として加わります。この時間では、片山氏を登場させている意義があまり感じられませんでした。二時間目は中国史です。中原と江南、科挙、明の滅亡、清の近代化の頓挫、共産党による統一の五問となります。中原と江南の二極史を儒教と道教に絡めて説明し、日本に科挙が定着しなかった要因として能力主義と天皇制の関係を推察し、京都帝国大学の東洋史学の学統を示し、日本のいい加減さが近代化できた理由であると断じ、中国史の法則は北の拠点から南に攻め入って平定する等々、片山氏らしい鋭い見解が横溢していて、この時間で漸く安心しました。三時間目は日本近代史です。天皇機関説と天皇主権説、統帥権の独立、昭和恐慌の経済政策、大陸進出の失敗の四問となります。問題文の歴史観に噛みつき、天皇機関説から天皇主権説への看板の掛け替えは非常時の空気への対応であると断じ、統帥権干犯問題の本質を軍令と軍政の対立に見出だし、浜口首相と井上蔵相の政策を新自由主義的と断じて行きます。流石、『未完のファシズム』の著者です。この時間は絶好調です。四時間目は、日本史・世界史を問わずに「あの戦争」を取り上げます。大日本帝国憲法と日本国憲法、1920年代の国際秩序、戦時下の国民動員、戦争責任と東京裁判の四問となります。「輔弼」の仕組みを明治憲法最大の欠陥と断じ、第二の幕府の誕生を阻止するためのタコツボ型の組織では総力戦には対応出来なかったことが語られます。戦後の昭和天皇への信望の根幹に、終戦の聖断を見出だします。今に続く金融資本が世界を制覇する体制は、第一次世界大戦後に米国により確立されたことが語られます。浜口・井上・幣原・吉田らの国際協調派がこの流れに繋がることが、「ブロック経済」と「グローバリゼーション」の振り子の中で示されます。問題文の恣意的な設定に憤慨し、反駁して行きます。近衛首相の「新体制運動」の頓挫に、明治憲法由来の正に「未完のファシズム」を見出だしています。この時間も引き続き絶好調です。五時間目は武家の時代です。南北朝の内乱、日明貿易、惣村、一向宗とキリシタンの四問となります。南北朝内乱を戦国時代の源流とし、東アジアの海を中心に日本列島を捉える平清盛、足利義満、豊臣秀吉らの西国の系譜が示され、アジア主義もその流れに位置付けられます。この西国的発想は最後には必ず東国に敗北することが語られます。アジールを「天下の障り」とする秀吉の視点が解説されます。読後には、入試問題等どうでもよくなり、ひたすら片山氏の歴史観を味わっていたことに、気付かされました。
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