面白いほど世界がわかる「地理」の本 (知的生きかた文庫)

まず一番に印象に残ったのがアメリカ、アングロアメリカ、ラテンアメリカ。アメリカ大陸を発見したのが、コロンブスなのに、ベスプッチの名前、アメリゴからだという。移民がいま問題になっているが、アメリカでは、昔から多くの民族が移住してきている。メキシコなど、かなり古く、アメリカの農業に貢献してきた。フロストベルト、いわゆる北部自動車工業地帯についても説明してある。日本人移民のブラジルでの非常な苦労の結果、地位を得ていること、ハワイでもそう。アメリカの恵まれすぎた、広さ、資源などあまりにもスケールが違いすぎる。この事はあまりテレビでは見た事がない。日本、よくがんばっている。私たちのアメリカ南部の印象も古いものだった。今は、サンベルト、といって広大な最先端の宇宙産業地帯という。またカリフォルニアが、１番先端を行っているらしい。太平洋を挟んで、アメリカとは、何とか仲良くしていきたいものだ。中国については、あまりにも情報が少なすぎる。せめて、４地域ごとに、説明してほしい。近くだし、大昔から影響を受けているのだからいい関係でいたいものだ。